タックスリターン SINとSSNとマイナンバー

海外の暮らし

2019年分のタックスリターンで還付金がある人、追加徴収がある人があると思いますが、カナダは9月まで追加納税期限の猶予がありました。

会社員の納税や、番号の仕組みなどについてカナダ、アメリカ、日本で比較してみます。

カナダ SIN:ソーシャル・インシュランス・ナンバー

カナダで雇用されて給与を受け取りたい場合SINの取得は必須になります。税金の支払いと紐付けすることが主な理由です。

税金の支払いはカナダと日本の資産・収入の合算です。

日本からカナダへ来て仕事をしない予定の家族や子供は、納税が必要ないのでSINナンバーの取得の必要はありません。

カナダ人、永住権保持者は公的ベネフィットを受けるために、納税しなくてもSINナンバーの取得が必要です。

カナダは労働許可証で滞在していた人が永住権を取得するとSIN番号そのものが変更となります。

SIN番号は以前はプラスチックのカードで配布されておりましたが、現在はレターサイズの紙切れ一枚で番号が付与されます。

労働許可証の延長や復帰で仕事をする場合は番号は変わりません。

ですので一度付与された番号は期限が切れても大切に保管してください。

アメリカ:SSN ソーシャル・セキュリティー・ナンバー

アメリカで生活をする人は、SSNの取得が必要になります。雇用される場合に必要なだけでなく、免許取得、ローン申請、クレジットカード発行など様々な場面でナンバーの使用機会があります。

課税は日本とアメリカの資産と収入を合算したものに対してです。

番号を取得するとソーシャルセキュリティーカードが届きます。

カードといっても免許証サイズの弱々しい紙切れ1枚です。ただし、ずっと使用するものなので紛失しないように自宅で大切に保管しましょう。

アメリカ人は自分のソーシャルセキュリテー番号について少なくとも下4桁は覚えています。

それくらい番号の使用機会があり、特に下4桁はよく聞かれます。

一度番号が発行されたら、VISA労働者から永住、市民権になっても、ずっと同じ番号です。

人生における全ての収入履歴、居住履歴が残り続けます。

自分が住んだことのある住所は、思い出せるように記憶しておきましょう。

自信がなければ、記録しておきましょう。

ローンやカードのネット申請で本人確認のために、こう聞かれる可能性があります。

あなたが住んでいたストリートは?

1.コロンバス ストリート

2.ウォール アベニュー

⒊ セサミ サークル

4.どれにも当てはまらない

本人の申請を証明するために、何十年も前に1年だけ住んでいたような場所でも覚えておく必要があります。

生涯収入の他、年金情報も保管されますので、資格年齢に達したらこのデータをもとに年金がもらえます。

コロナ禍で迅速に給付金がもらえたのは、確定申告をして口座情報も提出していた人たちです。

日本 マイナンバー

数年前に登場しましたが普及率はそれほど高くないようです。

海外在住者には発行されません。

会社員には源泉徴収があり、自営業には確定申告があります。

本気でマイナンバーカードを普及させるのであれば、収入、年金、住所、婚姻情報をこのカードで統一して、源泉徴収、住民票、戸籍制度などもなくせるはずです。

アメリカやカナダに住んでいてそう思います。

サラリーマンも確定申告をすればいいのかなと。どれくらいの税金を払って、何を経費計上、所得控除できるかを知って主体性を持って納税できます。サラリーマンのうち何パーセントが東日本大震災の復興特別税を自分の所得税の中に加算して今も納税していることを知っているでしょうか。これは確定申告しなければ、項目として出てこないで、ほとんどの人が知らないかもしれません。

こいったことを知っていれば、その税金の使い道や納税期間にも意識が向くきっかけになるかと思います。

戸籍制度や住民票も、マイナンバーで現住所を更新、履歴を保存していれば、それで事は足りるかなと思ってしまします。バツイチ、バツニという言葉も死語になるでしょう。戸籍の売買なんてものもなくなります。

SIN、SSN、マイナンバーは、いわゆる国民総背番号制というものになるかと思いますが、ソーシャルセキュリティーナンバーはライフステージがどう変わろうとも一気通貫の運用で便利かなと思います。不正利用の可能性もありますが、それはどの制度にも当てはまる事です。

自分がもし資産家や事業家だったら、マイナンバー制度には反対して、そっとしておいて欲しいと願うと思います。

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