日米の死因比較でアメリカの食生活を考えてみる

海外の暮らし

アメリカで生活をして、驚くことの一つに1回の食事量の多さがあります。

かなり意識をしていないと、太ります。

いくつかの数字(2015年から2020年のうちのデータ)を見比べて、食生活で意識しておきたいことを考えてみました。

まずアメリカの人口は3.2億人、日本は1.2億人

年間の死者数はアメリカが280万人、日本が129万人

相対比較すると全人口に対して日本の死亡率が高いですね、どうしてでしょう。

国民の平均年齢にヒントがありそうです。アメリカが平均38歳、日本は平均48歳です。アメリカは移民の国で労働人口の流入が多いことが、平均年齢の若さを保っている理由でしょうか。

平均年齢で10歳も差がありますので、日本の死亡率が高くなっていることが事実でしょう。

次にアメリカの死因トップ3(2017)は、心疾患、ガン、不慮の事故

日本の死因のトップ3(2015)は、ガン、心疾患、脳血管疾患

そして、米日のトップ10の死因を比較して、アメリカが日本より3倍以上の死亡比率があるものが、糖尿病、不慮の事故、心疾患になっています。

糖尿病

糖尿病で亡くなる方は日本の6倍以上もいます。これは予防できたものも多くあるのではないかと思います。

アメリカのファストフードはドリンクのおかわり自由です。

日本のドリンクLサイズは、アメリカのMサイズです。

アメリカの地方で公共のトイレに行くと出口に注射器専用のゴミ箱があります。初めて見たときはトイレで薬物注射?と思いました。これはインスリン注射を打った後に捨ててくださいという箱です。

ニューヨーク市ではメガサイズの炭酸飲料の提供を禁止する条例が発布されたこともあります。

ドリンクばかりを書いてしまいましたが、糖尿病になりやすい条件が揃っているかと思いますので、意識して甘さ控えめで生活したいものです。

不慮の事故

不慮の事故で亡くなる方は日本の4倍以上います。転倒?交通事故?なんで4倍以上の多いのか気になります。最も目を引くのが中毒でした。

タバコ中毒?ギャンブル中毒?では死因になりません。

薬物中毒による過剰摂取が不慮の事故の数を押し上げているようです。

アメリカ医療ドラマでも取り上げられるオピオイド医薬の蔓延。

頭痛、腰痛、ストレスの緩和に麻薬効果のあるオピオイド鎮痛剤。

資本主義の究極形。患者と医者と製薬会社の歪んだトライアングル。

最初は痛みを和らげる目的で手にしたオピオイドが、次第にやめられなくなり、医者の処方による鎮痛剤購入の繰り返しで、薬物中毒状態に。

医者と製薬会社は儲かり、患者の欲求は満たされるわけですね。

過剰摂取による不慮の事故と繋がるようです。

数年前にトヨタのアメリカ人役員さんが日本国内での薬物所持により捕まったニュースがありましたが、この薬物もオピオイド医薬品とのことで、母国では正当に処方されていた可能性もあります。

日本はこれらの鎮痛剤処方で世界から遅れをとっているようです。ただしその中毒性について、これだけの大問題になると、規制されていることがかえって日本人を助けているのかもしれません。

アメリカ生活で痛みの緩和のために鎮痛剤の処方を受けることがあれば、日本で使用されていない薬であれば、処方期間は意識して短くする努力が必要かもしれませんね。

心疾患

アメリカと日本を比較すると心疾患による死亡も日本の3倍以上とアメリカの比率が高くなっています。平均年齢が10歳も若いのに心疾患で亡くなられる方が多いのは食生活の違いや、他にも原因があるかもしれません。

先祖を溯るとアメリカは狩猟民族、日本は農耕民族です。

仕事でたくさんのアメリカ人を見てきましたが、突然の怒りスイッチがある人によく出会います。夫婦のやり取りを見ていてもそう思います。

日本人の方がどちらかというとおっとりしています。ストレス耐性があるように思います。

イライラしていると血圧も高くなるでしょう。

アメリカは個人主義と言われますが、国民皆保険もなければ、明日会社にクビを宣告されるかもしれないくらい、実力主義で分かりやすいです。

国の豊かさは日本よりもアメリカの方が高いですが、日々の生活をする上でのプレッシャーもアメリカの方がより高いかもしれません。

食生活に気をつけて、ストレスともうまく付き合っていきたいものです。

まとめ

郷にいれば郷に従えと言うものの、健康を考えた場合には、日本人の気質、体型にあった食生活をなるべく心掛けたいですね。

 

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