駐在員から見た現法社員のキャリアに対する考え方

駐在

北米で退職届を出すのは退職日から2週間前というのが通例です。次の仕事が決まっている場合がほとんどで、退職した翌週から転職先で出勤スタートということも珍しくありません。

同じ職場で見てきて本人が退職にまで至るには、ほとんどの場合が辞めるサインは出ています。

退職理由としては給与を含む待遇とマネジメント方針。この二つのどちらかが原因ということが9割を占めるでしょう。

職場と職種はパズルのピースのような関係であって、対等であり、ぴったりと合うか、そうでないかがはっきりとしており、解雇や離職も起こりやすいのです。

キャリアを考えるにあったってそれぞれの社員に専門職種があり、自分の能力に対する価値が職場に評価されている、方向性があっている場合には、生き生きと仕事して勤続年数は伸び続けます。

また職場の側も、教育ももちろん大事なのですが、どちらかというと最初に採用する職種に求める職務内容が具体的であるほど、ミスマッチも生じる可能性は低くなります。

日本の会社の典型例が新卒採用、新人教育、配属、適正評価、転属など、一つの会社内でキャリアを形成していく仕組みになっています。しかしアイデンティティーとしては、【この組織で働いているという自分像】が強くなりがちです。

一方で北米でキャリアを形成することは、【この職種で働いているという自分像】が強く出ることになります。

どちらが良い悪いというのではなく、この違いをまずは理解しておくことが、現地法人でマネジメントをしていく上での基礎になるのではないかと思います。

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